はばたけコンチェルト!!
来る2月28日日曜日。
去年あったオーディションによって選ばれた若い音楽家が仙台フィルハーモニーのメンバーコンチェルトを演奏するこの企画。
今年の5月開催される仙台国際コンクールの関連事業なんですが・・。
私のお弟子さんの矢田部君もオーディションに合格!!Mozartのヴァイオリン協奏曲を演奏します!!
しかしMozartは難しい。連日特訓中ですが・・
先日お話を伺った堀米ゆず子さん。彼女と対談の際に、過去の仙台国際コンクールで印象に残った演奏、を聴いたのですが、出だしからひとしきり、頷きながら聴くゆず子さん。
「ここまでがねえ・・、難しいのよ」
実感こもってました。それと同時に、これまで積み上げてきたキャリア、そしてその経験からくる自信、そんなものを感じさせる一言でした。
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音楽と音楽家
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東京藝術大学早期教育プロジェクト
2016年1月31日
東京藝術大学早期教育プロジェクトin仙台を聞いてまいりました!!
全国で芸大が行っているプロジェクトで、事前審査に合格した、小4から中2までの子どもたちが、無料でレッスンを受講できるのです。
講師は漆原朝子氏。
わたしのお弟子さんK子ちゃん、トップバッターで、レッスンを受講しました。
そのレッスンの内容が大変に素晴らしかった!!!なにが素晴らしいか、というと、レッスンの内容は、主に姿勢や、身体のつかいかた、だったのですが、説明が、すごく具体的で理路整然としており、かつ、わかりやすいものでした。具体的な内容は、また項をあらためて、書いていきたいと思います。しかし、素晴らしいレッスンだったなあ!!
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タングルウッド音楽祭
大学卒業後の夏、私はアメリカでタングルウッド音楽祭に参加する機会を得た。
この音楽祭は、数ある音楽祭のなかでも大規模なもので、二ヶ月以上にわたって続く。
世界中から若い音楽家がオーディションによって選ばれ、奨学生になり、連日オーケストラと室内楽の練習に明け暮れる。
合間には一流の講師陣によるレッスン、週末にはコンサート出演、と参加者は息をつく間もない。
有名なアーティストも数多くやってくる。
私の参加した年には、バーンスタイン、小澤征爾、ヨー・ヨー・マ、パールマン。
ざっと挙げただけでも超一流の顔触れで、彼らを目当てに全米中から聴衆が集まってくるのだ。
アメリカの印象は、とにかく広い、大きいということであろうか。行けども、行けども続く道、巨大なスーパーマーケット、ステーキも、ピザも巨大。
そしてアメリカ人はとにかくフレンドリーで、誰にでもハイ!!と笑顔で挨拶する。あまりにも常に笑顔で気さくなので、実際のところ何を考えているのか、分からない人もいた。
先生と生徒の間もかなり日本とは雰囲気が違う。生徒が、先生に向かってハ~イ!!と呼びかけるのを見て、日本の大学を卒業したばかりの私は、たまげてしまった。
しかしそこは競争社会のアメリカのこと。
例えば、演奏会後の打ち上げパーティなどには、プロデューサーや音楽業界の力ある人達が集まる。学生たちは皆、彼らにあいさつし、如才なく笑顔を浮かべ、自己アピールに余念がない。
日本ではコンクールに入賞したりすると、本人がぼんやりしていても周りが勝手に持ち上げてくれるが、そんなことはここでは通用しないんだ、と実感させられた。
そして、アメリカの学生は、とにかく初見がよくできる。
変拍子も現代曲も頓着なく、初めて見た楽譜をどんどん弾いていく。かなりトレーニングするらしいが、初見で弾けて当たり前、という雰囲気が一番の要因である。
チャンスはいつ、どこで転がっているかわからない。その機会をとたえるためには、常に準備万端に整えておく。
アメリカ社会のシビアな一面を見た気がした。
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はばたけコンチェルト出演決定!!
来る2016年2月28日、第六回仙台国際音楽コンクール関連事業街かどコンサート『はばたけコンチェルト』に
お弟子さんの矢田部宏隆君が出演することになりました。
仙台フィルハーモニーのメンバーによるアンサンブルをバックにモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番を演奏いたします。
ただいま特訓中!!!!!
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東京藝術大学早期教育プロジェクト
早期教育プロジェクト
東京藝術大学が全国的に行っている、早期教育プロジェクト。
具体的には、小4年生から、中学2年生までの才能ある若手を発掘する試みで、
漆原朝子氏による公開レッスンが行われます。
私のお弟子さんの小4年生の女の子が、DVD審査に受かりました。
一体どんなレッスンが聴けるのか、とても楽しみです。
【日時】2016年 1月31日(日)10時から
【場所】日立システムズホール仙台 交流ホール
【料金】入場無料
【問い合わせ】コンクール推進課022-727-1872
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仙台国際音楽コンクール関連イべントにナビゲーターとして出演します!!
今年の5月から開催される、仙台国際音楽コンクール。
ヴァイオリン部門の新しい審査委員長、ヴァイオリニストの堀米ゆず子氏を迎えて、いろいろお話を伺います。
彼女自身のキャリア、コンクールとの関わり、などなど、楽しい時間になると思います。
私は司会者として、参加いたします。お時間が合えば、ぜひぜひ、お足をお運びください!!
【日時】2016年 1月19日(火)19時から
【場所】日立システムズホール仙台 交流ホール
【料金】入場無料 但し事前申し込み制
【お問い合わせ】022-727-1872
【主催】仙台国際音楽コンクール事務局
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どんと祭に行ってきました
早いもので正月も終わり14日となりました。
昨日は仙台八幡宮のどんと祭に行ってきました。
裸参りがとても寒そうでしたね。
無病息災をお祈りしました。
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【随想①】江藤俊哉先生について
江藤俊哉先生は戦後初めて、国際的に活躍したヴァイオリニストである。
22歳の時に渡米、カーチス音楽院に入学。そのわずか四年後には同大学で教授として後進の指導に当たっている。その事から見ても彼の演奏家としての力量は世界トップクラスであった事が伺える。現在は指導者として、彼の手を経ていない日本のバイオリニストを数える方が難しいとされている。
私が仙台で師事していた寺師隆子先生が江藤門下だったため、私は自然に江藤先生の元にレッスンに通うようになった。先生のレッスンの最大の特徴は、生徒がやってきた分だけ、教えてくれるという事だ。つまり、十までやってきたら十一から、十五やってきたら十六から、決して自分で踏み込んでいって、四の生徒に十の事は教えない。
そういった意味ではかなりドライな先生であった。しかし、ある意味でこういった放任主義なところ(全部放任ではないのだが)、音楽的な趣味を押し付けないところが、私のようなつむじ曲がりにはピッタリだったようである。もう一つの特徴は、実際にソリストとして舞台に立った事がある人だけが知っている、豊富な経験から来る知識である。
「舞台で緊張して手が震えそうになったら、自分の心臓の音を聞いてごらん。その鼓動の早さよりも、少し遅めのテンポで弾きだしてみるといいの。そうすと落ち着くよ。」とか、「音楽で物語を作ってはだめ。暗いメロディから明るくなった所で、ここはハナコさんが涙を拭いて笑ったところ、なんてお話を作ったりしてはだめ。演奏家は音で考えなさい。」
一つ一つ挙げていったら、キリがないほどの、具体的なアドバイスは、実はわたくし自身、学生時代にはあまりピンときていなかった。実際に演奏家活動を始めてからやっと、「あ、江藤先生がおっしゃりたかった事は、こういう事なのか。」と、合点がいった事もしばしばである。
情けないことに、先生の教えが芽を出すまで、こんなにも時間がかかってしまったという事なのだ。しかし、それだけ息の長いアドバイスを下さった江藤先生は、やはり偉大な演奏家であると共に偉大な教師であると痛感する。
「留学したいんです」
なんのアテもなく、ただ目の前に立ちふさがる将来への不安を掻き消したい一心の私に「とにかく、あっちに行って生活してみること、暮らしてみることが大切です。」
いつもどおりの突き放したような、のんきな先生の言葉に背中を押され、私はドイツ留学の方法を探り始めたのだった。
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【2015年6月27日】臍帯血バンク親子ふれあいコンサートで演奏します!
今年も親子で楽しめるコンサートを企画しております。
未就学児も一緒に楽しめるコンサートです。少しくらい騒いだり、歩き回っても平気!!一緒に楽しみましょう!!
出演:中川賢一(ピアノ)、三宅進(チェロ)、中村優子(ソプラノ)、柴生田桂子(バイオリン)
会場:楽楽楽ホール
日時:6月27日 14:00開演
料金:全席自由 シングル券2000円(当日2500円)、ペア券3000円(前売りのみ)
問い合わせ:022-342-7425
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